駿河 解説

駿河

概要

出場大会・チーム高専ロボコン2024 ロボたちの帰還 ・ 沼津A
ロボット名 (ヨミガナ)駿河 (スルガ)
戦績地区大会 予選ラウンド敗退
vs 富山射水A 敗退
vs 岐阜B 審査員判定勝ち
全国大会 1回戦敗退
vs 大阪公大 敗退
受賞歴地区大会 技術賞

沼津高専Aチームとして出場しました。

今年こそは必ず全国大会に出場し、地元沼津の名前を有名にするという思いで、静岡県東部の旧国名「駿河」にちなんだプロジェクト名をつけました。 地区大会では得点で敵わず、惜しくも予選ブロック敗退となりましたが、特徴的なボールの回収と射出など、他チームには見られないアイデアと技術力が評価され、見事、技術賞を受賞、対戦型競技としては2006年の「ふるさと自慢特急便」以来18年ぶりとなる悲願の全国大会出場を果たしました。 しかし、全国大会ではロボット2の着地に失敗し、エリアCで動くことができなくなってしまい、無念の1回戦敗退となりました。念願だった国技館の舞台で活躍する姿を見せられず、非常に悔しい結果となってしまいました。

機械

ロボット1

ロボット2を射出することで、スタート地点であるエリアAから、接地禁止エリアであるエリアBを超えて、オジェクトが置かれているエリアCまで送り届けることが任務です。 巨大なエアーシリンダーを用いた大迫力の射出機構が自慢です。5kg以上もあるロボット2を安定してエリアCに送り届けることができます。 さらに、ロボット2によってエリアCから射出されるボールと、ボックスを掴んでエリアCから帰還するミニロボを、エリアAでキャッチして得点に繋げます。

ロボット2

エリアCでのオブジェクト回収が任務です。 ロボット1によってエリアAから射出されることで、接地禁止エリアであるエリアBを飛び越え、エリアCに着地し、オブジェクトと呼ばれるボールとボックスを回収してロボット1が待つエリアAまで送り返します。 コンパクトでありながら、ボールを回収して射出したり、ボックスを掴んだ状態のミニロボを分離して射出するなど、様々なタスクを1台でこなすことができるように考えて設計されています

制御

今年度も、2017年度から開発を続けている部内システム、SystemNerveを採用しています。 今年度もSystemNerve内のモジュール間の通信にはcan通信を用いており、その他コントローラなどの無線通信にはIM920slを使用しています。 安定性が高く、トラブルが少ないことが自慢です。 地区大会では、ロボットがカメラでARマーカーを認識して動くことで、ロボット1、ロボット2の計2台のロボットの連携プレーをアシストするシステムも搭載していました。

装飾

機体の装飾は、プロジェクト名にもなった駿河湾の美しい風景を連想させるような、白地に青という配色を基本にしています。遠くからでも目を引く大きなロゴマークも製作し、スタイリッシュなデザインに仕上げました

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