ロボコンとは
みなさんはロボコンを知っていますか?
ロボコンとはロボットコンテストの略称です。
ロボコン部では、毎年行われる「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト(通称:高専ロボコン)」の東海北陸地区大会に出場し、全国大会への出場を目標に日々活動しています。
高専ロボコンとは、全国の高専生が毎年異なる競技課題に対し、アイデアを駆使してロボットを製作し、競技を通じてその成果を競うものです。(高専ロボコンHPより)
部活紹介
部員人数
沼津高専ロボコン部は、約40人で活動をしています。
学科や学年を問わず、ものづくりが好きな人たちが在籍しています。
先輩・後輩の関係はしっかりしていますが、全く堅苦しい環境ではありません。
頼れる先輩から初心者も多く在籍している、明るく愉快な部活です!
活動場所
ロボコン部は、中庭にあるプレハブ小屋を部室として活動しています。
外にはトレードマークであるRobot Labのマークがあります!
© OpenStreetMap contributors
ロボコン部室に必要な道具は基本的に揃っていますが、難易度が高く正確さを求める加工をするときなどには校内にある実習工場(教育研究支援センター)へ行って、加工をすることもあります。
また、ミーティングやプログラミング、大型ロボットの組み立てなどの活動のために共通教室などを借りて活動することもあります。
ロボット製作
ロボコン部では、主に3つの班に分かれて活動しています。それぞれが得意な分野を持ち、支えあいながらロボットを製作しています。
機械班
機械班は、ロボット本体の設計・加工・組立を行います。
設計では、3DCADと呼ばれる専用のソフトを用いてパソコンで行います。
加工では、アルミ角材・木材・ABS樹脂といった材料を、部室にあるボール盤や3Dプリンタを使うほか、実習工場の大型工作機械を借りて加工しています。
回路班
回路班は、ロボットを動かす回路基板の設計・製作を行います。
設計では、回路CADを用いてパソコンで行います。
製作では、設計したデータで外部に発注して基板を作ってもらい、そこに自分たちでパーツをはんだ付けしています。
プログラム班
プログラム班は、ロボット制御のプログラム作成を行います。
C/C++を用いてプログラミングし、回路班の用意した回路に書き込んでロボットを動かします。
そのほか
装飾
動くロボットを作るための「機械」「回路」「プログラム」と同じくらい重要なのが装飾!
班として個別に分かれているわけではありませんが、「ロボットコンテスト」の名のとおり観客を楽しませるように、毎年工夫を凝らした装飾を作成しています。
事務
私たちロボコン部では、部長を中心として部員主体の活動を行っています。
ロボットを動かすための施設確保や、進捗管理、部品の発注なども学生が行っています。
ロボットを作るだけがロボコンじゃない!縁の下の力持ちです。
ロボコン部の1年
オンシーズン (4月から11月)
高専ロボコンのルールが発表されてから大会終了までの期間は、高専ロボコンに出場するためのロボット製作に熱中します!
放課後の部活動の他、夏休みには学内の合宿施設を用いた夏季合宿を行っています(2020年度・2021年度は新型コロナウィルス感染症対策のため合宿は行いませんでした)。
4月 ルール発表
5月 アイデア決定
6月 テスト期間・試作開始!
7月 試作
8月 夏合宿・本番機作成
9月 テスト期間・練習
10月 地区大会
11月 全国大会
オフシーズン (12月から3月)
大会が終了すると、上級生から下級生へ技術を教えたり、個人で作品を製作したりするなど、オンシーズンではできないことをして、技術向上を図ります。特に1,2年生の育成を目的に部内ロボコンを行うこともあります。
交流会
オフシーズンには他の高専や大学との交流会に参加し、情報共有や技術向上を行っています。
交流会名 | 時期 | 開催場所 | 内容 | 参加年度 |
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全国ロボコン交流会 | 12月 | 兵庫県立総合体育館 | プレゼン・ミニロボ・展示・分割会議 など | 2017年(第15回)~ |
交流ロボコン | 3月 | 関東近郊の合宿施設 | ミニロボ・交流会議 など | 2007年(第5回)~ |
東海北陸ロボコン交流会 | 3月 | 愛知県青年の家 | プレゼン・ミニロボ・足軽・ブース展示 など | 2016年(第1回)~ |